こんにちは!家庭からの教育再興プロジェクト事務局のイハラです。
いよいよ新年度が始まりましたね。
先週末に満開になった桜は、今週頭の雨や北風で、あっという間に
散ってしまいました。通勤の道すがら、短いお花見で我慢された方も
多いのではないでしょうか(笑)。
さて本日は、先日お伺いした八王子にある共励保育園について、
理事長の長田安司先生のお話と共に少しご紹介させていただきます。
共励保育園では独自の取り組みとして、ごっこ遊びや劇遊びの物語の
出来事の中に、子どもたちの「見る・聞く・感じる・考える・判断する・相手
に伝える・表現する力」を育てる為の「数・言語・絵画・造形・基礎的な
技能・感性」という要素を盛り込み、1年間のごっこ遊びのストーリーを、
保育士の先生が年度始めに作っています。
先日お伺いした際には、2歳児クラスのごっこあそびのDVDを見せて
いただきました。
「この中にね、『子どもをかわいいと思えない』って言うお母さんがいたんですよ。」
長田先生は、ごっこ遊びに興じている幸せそうな子どもたちと親御さん
たちの 映像を眺めながらそうおっしゃいましたが、映像を見るだけでは
とても信じられ ません。
「仕事してるっていうこともあって、ギリギリの時間まで迎えに来ないって
感じでね。 でもある時、子どもに『おかあさん、ぼくさみしいよ』って言われた
ことをきっかけに変わったんですよ――ほら、このお母さん。」
笑顔で子どもと遊んでいるそのお母さんは、一見普通に見えました。
でも、懸命に子どもと向き合おうとしたからこそ、普通のお母さんに
見えるように なったのかもしれません。
「本当に、全く別人のように変わったんです。子どもの一言で、母親としての
自覚が 芽生えたんでしょう。『子どもにかわいそうなことしたな』とか、
『子どもがかわいいな』 って思えるようになってきて、お迎えの時間も早く
なってきたんですよ。 すると子どもの方も安定して、力をつけたり成長して
いけるんですよ。」
よく考えれば、子どもができたらすぐに親になれる、というものではありま
せん。 親が子どもに愛情をかけることは、当然のことだと思いこんでいました
が、相応の 気構えと自覚と忍耐力がなければ、愛情をかけて子育てすること
はできません。
そして、長田先生のお話で親子の基本的な愛着関係や信頼関係が
無ければ、たとえどんなに良い教育を施したとしても、子どもは
成長していくことができないのだということを、改めて感じました。

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